京都

祇園祭

 

関西へ来てからまだ2ヶ月と半分くらいだが、

京都へは4回も行っている。

 

3連休も京都へ遊びに行ったので、手記として残しておく。

 

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背中が汗ばんできた。腕からはぷつぷつと汗が滲み出し、思わず革ベルトの時計を外す。

時間は午前9時30分

私は、壬生寺付近から四条通りをひたすら東へ、八坂神社の方へ向かっていた。今日は京都祇園祭山鉾巡行の前祭。23の山や鉾が、夏の暑い京都市内を練り歩く日だ。

 

元々祇園祭に行きたいと思ってはいたが、友人が鉾を引くというのでそれならばと前日から京都の友人宅に泊まり、そのまま祭りに行くことにしたのだった。

前日の飲みで少し体が気怠い.....

 

大宮駅まで歩いた所で、太陽から逃げるように地下鉄への階段を捕まえた。

阪急京都線で隣の烏丸駅に向かう。

壬生から大宮駅まではいつもと大して変わらぬ人の量だったので、なんだこんなものかと、安心していたが 電車が来てすぐうんざりした気持ちになった。

すし詰めの電車の中で、私の隣のカップルの男が彼女のスペースを確保しようと懸命に腕をバリケード代わりにしていたが、流されるままの人の肩に彼の腕は難なく押し流されてしまっていた。邪魔だったのでちょっとスッキリした。

 

電車から解放されすぐ地上へ向う。

 

地下から上がると目の前は四条の通りだった。

 

通りを挟んで左右に人だかりができていて、特に外人の観光客が目立つ。

最前列に座っている人々は自前の椅子を用意して談笑していたり、高そうなカメラを構えたりして各々楽しんでいる様子だった。

 

なるべく人の列が少ないところを探すと、横断歩道(横断禁止なのだが)の付近が空いていることが分かり、友人を写真に収めるべく最前列に陣取る。

 

この頃すでに巡業は始まっていて、目の前には「月鉾」と呼ばれる鉾が巡礼しているところだった。鉾の先端に月を象った光沢のあるオーナメントがあしらわれている。

特に、その鉾の見上げるばかりの大きさと、木製であろう車輪がアスファルトの上を軋みながら人の手で転がっていく様が心に情景として残っている。

 

少し離れたところから群衆の喝采や、鉾を引く男衆のかけ声が聴こえてくる。どうやら演舞のようなことをする場所があるようだったが、ここは人が特に多く、行く気にはなれなかった。

 

友人が引く鉾は最後から3番目だったので、周りの観光客同様、個性ある鉾や山の美しい装飾を眺めながら待つこととした。

 

 

友人が引いているであろう鉾がやってきた。一つの鉾に対しての構成は大体以下の通りだ。

まず、先頭に鉾の名を刻んだ旗を持っている旗手がいる。さながら甲子園開会式のプラカード持ちだ。

その後ろに侍の格好をした人たちが続く。中には榊の枝や小傘など、小道具を持っている人もいた。

その更に後ろに鉾を引いている人たちがいる。服装には詳しくないが、足軽のようなものを彷彿とさせる服装であったり、単なる祭衆のような服装のものもあった。大体30〜40人程度であろうか、かなりの人数で引いていた。

鉾の上にも人が乗っており、最後尾は恐らく飲み物などを積んでいる一輪車が付けているといった形だ。

 

その伝統的な服装と現代的になってしまった四条通りのギャップがとても印象的であった。はるか昔に興った文化・行いが私の生きている現在まで引き継がれて来ているという途方もない時間の実感が、私をなんとも言えぬ超越感、満足感に浸らせてくれるのだった。

(ちょっと言葉が思いつかなかったので語彙のある人は言葉を想像してください)

この得も言えぬ実感を感じたいがために、またこの街に来たいと強く思えるような小旅行になった。

 

 

以下、横からなので伝わりづらいかと思うが写真を載せている。

上から順に、侍、足軽、鉾、鉾を引くはずだったのに後ろでヘラヘラしてた私の友人。

 

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京都は歩くだけでワクワクしてその辺の店とかに入ってしまう街で、何度も訪れたくなってしまう。きっと祭の感想のところで述べたようなことが原因だと思う。

多分前世とかで京都に住んでたんじゃね?って思う。

 

 

 

読者の皆様もこの街はとっても良かったよ!気にいると思うよ!という街があったら教えて頂けたら幸いですし、もしそこが貴方の住んでいる街であるなら、一緒に酒でも飲みましょう。

 

 

以上。